黒岩県知事が校史展示室に来場!

平成25年1月26日(土)、黒岩祐治神奈川県知事が小田高の視聴覚教室で開かれた「山・川・海の連続性を考える県民会議」に出席され、ご挨拶をされた後、荒木高司校長と小野康夫同窓会長(高13)の案内で、南館3階の校史展示室に来場されました。加藤憲一小田原市長(高35)と守屋輝彦県議(高37)も同行されました。

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【左から小野会長、黒岩知事、荒木校長】

最初に芳名帳にお名前をご記帳いただき、横山大観の『初秋黎明の富嶽』、山県有朋の書簡、小田中の校旗、創立期の校舎(写真)、吉田庫三初代校長(写真)、周布公平県知事の卒業式告辞、明治期の成績通知表、関東大震災で半壊した校舎(写真)、校歌作曲者小松耕輔先生の直筆譜、初の女子入学(写真)、県指定天然記念物の樹叢、創立百周年記念式典(写真)、企画展「閑院宮家と小田原中学校」など、主な展示品をご説明申し上げました。黒岩知事は「この校旗は古いですね」「これは明治時代の通知表ですね」「小田原も関東大震災の被害がこんなにあったのですね」など、興味深くご覧になっていました。最後に記念写真も撮影させていただきました。

校史展示室は平成13年の創立百周年以来、同窓会が整備・運営してきていますが、知事の来場は校史展示室の歴史に特別な一ページを記すこととなり、大きな前進であります。黒岩知事は「このような展示室は他の県立高校にもあるのですか」と尋ねられ、小野会長が「小田原高校、横浜平沼高校、横須賀高校にあり、最近湘南高校も開設しました。小田原高校、横浜平沼高校、横須賀高校の各同窓会が連絡会を組織して、意見交換を行っています。」とお答えすると、感心されていました。

これからも在校生、保護者、卒業生、地域社会の方々へ小田高の歴史と伝統を伝えるべく、校史展示室の整備・運営を進めていく予定であります。

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【仮野委員長から説明を受ける知事】