宮内庁による閑院宮資料の調査

宮内庁による閑院宮資料の調査が5月22日(水)、南館3階の同窓会事務室で行われました。

宮内庁書陵部編修課の内藤一成主任研究官と川畑恵主任研究官が公用車でおみえになり、閑院宮資料(段ボール箱9箱)を確認され、宮内庁へ運搬されました。

資料委員会の鈴木敬子委員(高19)と直江博子委員(高39)が立ち会い、鈴木秀幸教頭先生(高26)がご挨拶してくださいました。

借用期間は6ヶ月です。閑院宮春仁王の日記、作文、アルバムなどは、宮内庁の撮影室で専門家が撮影し、資料目録とともにDVDに収録され、同窓会へ提供されます。

大正10年に皇太子(後の昭和天皇)のヨーロッパ歴訪に随行した閑院宮載仁親王の日記は、第一級史料のため、活字に翻刻され、宮内庁の『書陵部紀要』に掲載される予定です。

なお、これらの資料は、春仁王が亡くなられたとき、妹の戸田華子様が小田高同窓会に寄贈されたものです。