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これからの小田高同窓会の在り方について-答申-

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3. 同窓会現状と課題
 3. 2 同窓会事業活動について
  3, 2. 1 現状の同窓会事業活動の課題と対応
常任委員会規程第2条別表「委員会の職能」参照

 

(1) 会員名簿の整備、発行 (会員委員会)

 現行の発行間隔は5年毎になっているが、その妥当性、体裁、掲載内容については、従来通りで充分と考える。殊に内容については、平成15年9月発行が直近であるがその際にもすでに個人情報に配慮があった。ところが在校生の名簿の一部に当時の担任教諭の意志で氏名のみの記載で終わった部分が生じた。こうした行き過ぎに対してはそれなりの対応も必要であるが、平成17年4月から施行された個人情報保護法にも鑑み、次回発行については、その準備段階で充分検討の必要があると思われる。
  一番新しい名簿を基に会員に送付される会報等の、住所不明になったための返戻数は予想を遥かに超えるものであり、そのことは同窓会の会計面にも大きな影響を及ぼしている。住所不明者の追跡調査は大変難しいものであるが、ややもすれば発行業者任せになっていたこの面で、各卒回の幹事の協力、同期会結成のない卒回への結成働きかけなどの努力の積み重ねが必要と考える。


(2) 総会及び懇親会の開催
 (交流・会員委員会)

 同窓会総会は毎年5月第三日曜日に開催されているが、市民参加型のイベントなどを併せて開催するなど、担当委員会の努力にもかかわらず、会員の参加率は大変低い。あえてもう一度総会の在り方を考えることも必要であろう。総会本来の役目を、その前段階の幹事会(代議員会)にとどめ、従来の総会は全く懇親会中心のイベントとして開催することも一つの方策である。
  いずれにせよ、いままでの会員に対する呼びかけ方法だけでは不足であることは明らかで、より効果的なPRを考えなけれぱならない。会報、HPのみならず、地方紙タウン紙の利用、小田原周辺の駅構内あるいは町内へのポスターの貼りだしなどが身近である。より積極的方法として、10年単位の卒回の周年同期会の同時開催、ことに卒後5、10、15、20年など若い世代への呼びかけは、同期会の結成も少ない年代に効果的であろう。ここには例えばホームカミングデーなどの形で母校に先ず集合する形を小田高の協力を求め計画する。その他地域職域同窓会、各運動部、文化部OB会の同時開催の呼ぴかけなどが考えられる。懇親会の開催方法は参加人数によって会場などに制約を受けるが、従来の経験から困難さは少ないと考えられる。
  総会の在り方を従来の形でとりあえず踏襲するのであれば、市民参加型イベントはいわゆる癒やし系のものだけでなく、その時々の時局に対応したシンポジウム講演会を考える。或いは、若い世代に刺激とアピールを与えるため卒業生に拘泥しないタレントの使い方も視野に入れるなどが考えられる。今後の小田高の新校舎の利用方法によっては、総会のみならず例えば秋にコンサートの開催を、PTAの参加を求めるなどの形で計画し得るだろう。


(3) 同窓会報の編集発行
 (会報委員会)

 発行は年一回、総会前の4月初旬で現状が良い。それぽ経済的な問題もさることながら、会報の配布については、同窓会の諸情報、同期会、地域職域同窓会、各OB会などの活動報告、加えて母校の動きの伝達はともかく総会への参加呼びかけと年会費振り込み用紙の配布が大きな目的であるから。
  体裁については、ホームページの充実によって内容の無駄を省き、配送手段・費用を考慮しつつ編集方法も含め効率の良い形を模索する必要があろう。
  会報の配布に関して最も問題になるのは、年会費未納者を含めた全会員に配送している現在の形の可否である。基本的には、前述の会報の役目から会の財政面で問題がなければ全会員に発送すべきではあるが、年会費の納付促進方法検討実施の結果を踏まえ、配布対策の制限を含めた検討も必要と思われる。


(4) 同窓会ホームページの運営 (会報委員会)

 IT時代と言われる現在、特に若い世代の会員の参加をより求めるためにもホームページの充実は急務である。担当委員会のスタッフの充実を図りタイムリーな内容を時々刻々ホームページで編集表示することは、時代に対応し殊に若年会員の取り込みを含め、且つホームページは公開でもあるので広い分野からの同窓会活動への理解を求めうる効果が期待出来よう。また、書き込み或いは電子メールの利用によリ会員個々が直接同窓会にコンタクトできることは、以前には全く考えられなかった連絡手段として高い価値観を持ち得るものである。
  編集方針については、先ずスタッフの充実のもと、同窓会本部に係わる各会議報告はもちろん、同期会、地域職域同窓会、各OB会等の活動報告などは提出原稿記事から取材記事とするなどタイムリーな編集に対応しうる体制としたい。会報「八幡山」は特集記事等を除けぱホームページに掲載した内容を勘案して編集することになろう。


(5) 母校の事業等への協賛
 (交流委員会)

 創立周年事業などに関しては従来も緊密な関係があったが、より踏み込んだ形での協力関係、例えば小田高祭などの生徒会事業或いはPTA事業への協賛は、将来的な会員へのアピールに役立つものと思われる。また、目前に迫った新校舎竣工記念行事、或いは百十周年記念事業に関しても、会計面での準備も視野に早急に準備委員会を立ち上げたい。そして新校舎に予定されているホールの利用に関しては、市民開放型のコンサートの開催などを同窓会独自開催にとどまらず、学校PTAとの共催なども考えられるであろう。


(6) 地域職域同窓会、各部OB会との連携 (交流委員会)
  同期会との連携及び結成促進 (会員・交流・会報委員会)

 地域職域同窓会の総会は、年一回同窓会、学校からの情報提供と相互の親睦を目指して開催されているが、出席率も良くそれぞれに盛んな様子が見て取れる。各運動部文化部OB会にあっても全く同様で、こうした場面は同窓会その他の事業への参加を呼びかける大きなチャンスととらえ、より積極的に働きかける必要がある。上記団体の中で、すでに独自のホームページを設置しているところもかなり見受けられるので、同窓会のホームページヘの利用参加を呼びかけることは、若い世代に一体感を持たせ、同窓会との連絡をより密にでき、参加意欲の高揚に効果あるものと考えられる。現在、同期会の結成のない卒回が意外に多いことが、会費納入率及び諸会合への出席率の低下に繋がるものとして注目され、すでに会員委員会により結成資金の提供を行っているが、いわゆる窓ロ探索のためこうした諸団体に協力を求めることも一つの方策であろう。


(7) 各種資料の収集整理保存及び寄贈品の受け入れなど
 (資料委員会)

 従来、同窓会に所有されるべき資料財産と、学校所有つまり県財産にそれとの分別は、かなり曖昧であったように思われる。小田高の資料展示室に保管されているものの殆どは、学校所有のもので、そうした資料財産の整理管理は当然学校の当たるぺき仕事である。しかも今回の学校統合に際し、小田原城内高校の資料とされるものが搬入されたが、それらの分別管理は当然小田高同窓会には関係ないはずである。
  ただ、学校の管理保管作業に協力する立場にあるのは当然で、将来的にもそうした資料財産の連続的継続的価値観から、同窓会より司書学芸員の経験者などの出向の形で協力することも有効と思われる。


(8) その他会員に関すること、会員の交流に関すること、会の広報に関すること (全委員会)

 現行の同窓会活動の主たるものは、年に1度の総会とそれに伴うイベントの開催、年に1度の会報発行、5年ごとの会員名簿の発行に集約される。仮に会の役員委員などの立場にあっても、そこに明確な目標がない限り何となく時間が経過するだけである。3年1期の任期中、委員会に1度も顔を見せない人も少なくない。けれども、象徴的に思えるのはもう4、5年過去になった創立百周年記念事業の展開である。最終的にはかなりの短時間で大きな事業を成し遂げたのだが、何もない年度においてはまた同じような繰り返しである。会の活性化を語るなら、もう一息の努力があって良いのではないだろうか。
  職域同窓会に見られる形の、同好会の呼ぴかけ、家族、PTAも参加する軽いハイキング、学校を中心としたホームカミングデー、観劇などから始めればそう大げさなことでなく負担も軽いイベントが定着し得るし、将来的により大きな催しに発展するものと考える。
  将来の会員としての在校生に対するアピールの方法として、すでに行われている同窓会入会式、助っ人バンク制度などの他に、体育祭、コンサートなどへの参加も考えられ、接点をより多く設けることが必要であろう。
  また、そうした場合において、PTAとの関係も設定できるのではないだろうか。従来PTAとの話し合いは、イベントなどの開催に関してのみであったが、同窓会の一つの窓としてとらえ、共通の話題を探り一年に一度程度の会合を作ることも意義あることと思われる。
  同窓会活動の拠点としての事務室の開設は必須である。学校内に設けることは、管理上便利ではあるが、立地的見地からむしろ小田原駅周辺に、10名程度の会議が開催し得る広さの部屋と、一日4〜5時間程度の常勤の事務員の雇用、パソコンその他の機器を配することなどの実現を目指したい。

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