1年を顧みて

同窓生の皆様には、お元気でお過ごしのことと存じます。同期会や地域・職域、あるいはもっと小さな単位で、さまざまな活動をなされておりますことに敬意を表します。そうした活動が会員相互の交流や母校の支援を厚みのある幅の広いものにしていると思っております。

 「グローカル」と言う言葉を聞きます。これはグローバル(地球的な)とローカル(地域的な)との合成語です。この言葉の概念は、グローバルな時代でも核になるは、やはりローカルの存在だということでしょうか。同窓会でも同じことが言えると思います。同窓生一人ひとりが、また、いろいろなところでのグループが、同窓会全体を引っ張っていく基になっています。そういう意味で関係されるそれぞれの集まりや団体で一層のご活躍を切望しております。

この一年を振り返ってみますと、一番大きな関心事はなんと言っても、新校舎の建設でしょう。紆余曲折はありましたが、会員の皆様のご支援により、結果としては立派な校舎が出来あがりました。心から祝意を表しますとともに、県教育委員会をはじめ関係各位には、深甚なる敬意を表します。校舎建設に当たっては、本会も生徒や地域のためにと、犬馬の労をとる覚悟でその推進に取り組んできました。母校ばかりでなく、本会もこの日の到来を鶴首して待ちわびていただけに、安堵するとともに、感慨もひとしおというところです。

落成記念事業は。会報誌「八幡山」でご案内いたしましたように、本年5月26日 (土)に格調高く盛大に行われました。式典では大きな励ましと祝福をいただき、世界的ピアニスト・ウイーン国立音大教授マインハルト・プリンツ氏を招いてのスタインウエイ・コンサートグランドピアノによるピアノ演奏会では希望と自信を確かなものにすることができました。また、祝賀会はそれらをお互いにわかち合う場となりました。皆様の応援に御礼申し上げます。

 そして、昨年10月21日には、横浜で実施されました第1回「校歌祭」に参加いたしました。祖父母と孫のような年齢差の人々が「冠たる伝統」、「コチャエ節」、「校歌」を高らかに歌いました。「全体で一度も練習しなかったのによくやったよ」、と言う声が聞かれるほどの出来ばえでありました。しかし、何よりの成果は、在校生・教職員・同窓生が一体となり,ふだん着の小田高、同窓会を遺憾なく表現できたことだと思います。そこから、虚飾のない伝統と歴史が滲み出て、教育の原点がみえました。

 次に同窓会の初めての行事として、ホームカミングデーを昨年11月12日に実施いたしました。「先生、お変わりありませんね」。「やあ、久しぶりだなー」。「小田高はやっぱりいい所にあるよ。年輪がある」。建設中の新校舎が見守る中ででの参加者のやりとりです。

同窓会活性化のために企画・実施した第1回目。人生のふるさとである小田高でさまざまな出会いのドラマが見られました。お陰様で1,000名を越すご参加をいただき、成功裏に終わりました。特に、多数の女性や若い方々にも参加していただき,この行事が照準にしていた成果を得ることができたことに喜びを感じています。そこに実践躬行を旨とする小田高同窓会の力強い姿を見ることができました。

 19年度に入りまして。4月からは、年会費の納入方法に幅を持たせるようにいたしました。皆様が対応しやすいように、これまでの郵便局に加えてコンビニでの振込みもできるようにいたしました。ご協力のほどよろしくお願いします。

 5月18日に旧校舎(第4代校舎)の模型が完成し、学校へ寄贈いたしました。サイズは1/250で、県指定天然記念物の樹叢林および校地全体が入っている立派なものです。新校舎の正面玄関ホールに設置されています。学校へお出かけの折には、新校舎とともにご覧ください。

 今年度も皆様のお力を得まして、頑張っていく覚悟でおります。よろしくお願いいたします。同時に会員の皆様のご多幸とご健勝を祈念しております。

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