1 活動目標
令和3年度の活動目標として掲げた項目及びその結果は次のとおりである。
(1) 創立百二十周年事業の成果を発展
一昨年から続く新型コロナ感染症の感染状況が厳しい中で、感染予防に最大限の配慮をしながら、創立百二十周年記念事業として、学校、PTA、同窓会の3者で実行委員会を組織し、中等教育史料館の開設、バーチャル記念式典の実施等に取り組んだ成果を発展させるため、中等教育史料館の更なる充実に向け、同じ南館に設置されている窓梅会資料室の同時公開等の連携への働きかけ等に努めた。
(2) 同窓会事業への会員参加の促進
「親睦事業・会費検討会」の答申を受け、新たに取り組みを始めた各種事業の一層の充実を図るとともに、新型コロナ感染症の感染予防措置を継続しながら、樫友祭の企画に当たっての担当の同期会の協力を得たほか、各種事業の企画にも、学年同期会や地域・職域等同窓会の幅広い会員の参加を呼び掛け、事業の着実な推進に努めた。
2 委員会の活動
(1) 総務委員会
- 令和3年4月新入生に入学記念品(小田高歌集CD)を配付した。
- 樫友祭において、「活躍する同窓生」(経済界篇)の展示を行うとともに、オリジナルグッズの販売、同窓会活動の紹介冊子を配布した。
- 令和4年3月卒業生(高74回)に同窓会入会用案内パンフレットを作成し、配付した。
- 令和4年3月卒業生(高74回)に卒業記念品を贈呈した。
- 会員名簿情報(住所変更、物故者、新会員登録、教職員異動など)を随時更新した。
- 会員管理ソフト「幹事長」のデータを更新し、同期会への住所情報支援等に活用した。
(2) 交流委員会
- 令和3年度樫友祭(小田高ホームカミングデー)の開催
- 新型コロナ感染症のまん延防止等重点措置が発令された状況の中、感染防止策を徹底し、5月9日(日)に開催した。
- 積極的な広報を控えざるをえなかったことから、来場者は関係者を中心に138名であったが、総会及び高23回同期会が企画した八幡山トーク等主要3催事をビデオ収録し、樫友会ホームページ及び樫友祭ホームページに掲載し、見える形で記録を残した。
- 会員の親睦を深める下記交流事業を、新型コロナ感染症の感染防止策を徹底しながら実施した。
- 「第11回自然環境フォーラム」
6月20日(日)に小田原高校視聴覚室で開催した。 - 「樫友ウォーク」
11月6日(日)に「大磯に住んだ8人の宰相たち」をテーマに実施した。
- 「第11回自然環境フォーラム」
- 現役生徒を応援する事業は、新型コロナ感染症の感染予防のため中止した。
- 令和4年度樫友祭(小田高ホームカミングデー)の企画、準備を進めた。
(3) 広報委員会
- 会報「八幡山」33号を12月に発行し、会報が届いていない会員のために、会員通信や個人情報の係るものを除き、同窓会ホームページに掲載した。また、会報「八幡山」33号に8件の広告を掲載し、同窓会の財源確保に努めた。
- 同窓会ホームページを活用し、同窓会活動の周知、参加呼び掛けの手段として活用した。
- ホームページを会員及び会員相互の情報発信の場としての利用をより一層促進した。
- 樫友祭の開催を多くの会員に告知することを目的に、樫友祭フェイスブックページを活用し、樫友会のホームページと合わせ、広報の充実を図った。
(4) 史料委員会
- 小田原高校中等教育史料館の公開
- 利用機会を拡大するため、事前予約制により平日、休日とも見学できるようにした。
- 保護者の見学機会を増やすため、PTA会長と相談し、PTAの実行委員会と広報委員会が見学した。
- 定時制の総合的な探究の時間で、定時制の生徒が初めて見学した。
- 史料館前の廊下に画廊が整備されたことから、絵画と活躍する同窓生のパネルを展示した。
- 窓梅会と連携し、史料館の定例公開時に窓梅会資料室を同時公開した。
- 史料館の整備
- 屋外の案内表示と立て看板を「小田原高校中等教育史料館」に改めた。
- 平成24年度まで続いた雨漏りにより汚損した教材展示室等の天井板を取替えた。
- 図書展示室と史料館画廊の蛍光灯をLEDに取替えた。
- 史料の保存・活用
- 大量に保管されていた未整理史料の整理・保存を開始した。
- 松枯れにより伐採された閑院宮御手植え松(卒業記念)の幹を展示品として加工・保存した。
- 生物教材室、教材展示室、図書展示室、収蔵庫の防虫剤を取替えた。
- 生物標本群の絶滅危惧種等約50点にキャプションをつけ、そのうち6点をクリーニング・補修して展示した。
- 校史資料研究協議会
展示室運営や史料保存のため、意見交換を行った。
(5) 校歌祭委員会
第16回青春かながわ校歌祭は、10月2日(土)に鶴見高校鶴陵会が実行委員長となり、大和市文化創造拠点シリウスで開催が計画されていたが、新型コロナ感染症の感染予防のため、中止となった。
3 その他
(1)小田高祭への参加
令和3年6月に開催が計画されていたが、新型コロナ感染症の感染予防のため、中止となった。
(2) 女性の役員登用について、各種役員に女性が参加するように呼びかけてきたところ、委員会等に徐々に増えつつある。
(3) 事務局員の複数化に向けた取り組みを進めた。