令和5年度 総会資料(2) 令和4年度 事業報告

1 活動目標
令和4年度の活動目標として掲げた項目及びその結果は次のとおりである。

(1) コロナ禍での同窓会事業の積極的な取り組み
同窓会樫友会は、コロナ禍にあっても、感染対策をしっかりと行いながら、学校、PTA等の協力・連携のもとで、引き続き、総会をはじめ、樫友祭(小田高ホームカミングデー) 、自然環境フォーラム、樫友ウォークなどの諸活動や広報、史料の収集・保存・利用・展示、校歌祭への参加など、同窓会事業の着実な実施に努めた。

また、「活躍する卒業生」の企画について、「卒業生の活躍」充実プロジェクトチームを組織し、当該卒業生の発掘に取り組むとともに、活躍する姿を紹介するほか、講演会等へ招へいするなど、充実強化策を検討した。

(2) 同窓会事業への会員参加の促進
学年同期会や地域・職域等同窓会の協力を得ながら、同窓生のネットワークを広げ、各種事業の企画に参加を呼びかけた。また、明治以降の中等教育史料を展示している小田原高校中等教育史料館、窓梅会資料室の公開の充実と更なるPRに、同窓会窓梅会とも連携しながら努めた。

2 委員会の活動

(1) 総務委員会

  • 令和4年4月新入生に入学記念品(小田高歌集QRコード付)を配付した。
  • 樫友祭において、「卒業生の活躍」(経済界篇)のパネル展示を行うとともに、オリジナルグッズの販売、同窓会活動の紹介冊子「樫友会」を配布した。
  • 令和5年3月卒業生(高75回)に同窓会入会用案内パンフレットを作成し、配付した。
  • 令和5年3月卒業生(高75回)に入会記念品(タンブラー)を贈呈した。
  • 同期会を結成した高70回に対し、同期会結成補助金を交付した。
  • 会員名簿情報(住所変更、物故者、新会員登録、教職員異動など)を随時更新した。
  • 会員管理ソフト「幹事長」のデータを更新し、同期会への住所情報支援等に活用した。

(2) 交流委員会

  • 令和4年度樫友祭(小田高ホームカミングデー)の開催
    ○ 新型コロナ感染症のまん延防止対策が必要な状況の中で、感染防止策を徹底し、5月8日(日)に開催した。
    ○ コロナ感染予防対策をしながら、「新型コロナのもとでも、工夫をこらし、やるべきことをやる」との方針を踏まえ、228名の参加であったが、総会及び八幡山トーク等主要3催事をビデオ収録し、樫友会ホームページ及び樫友祭ホームページに掲載し、見える形で記録を残した。
  • 会員の親睦を深める下記交流事業を、新型コロナ感染症の感染防止策を徹底しながら実施した。
    ○ 「第12回自然環境フォーラム」
     7月26日(日)に小田原高校視聴覚室で開催した。
    ○ 「樫友ウォーク」
     4月30日(土)に「真鶴お林と三ツ石探索」、10月22日(土)に「錦秋の箱根 植物を見ながら、小鳥の声を聴きながら」をテーマに2回実施した。
  • 現役生徒を応援する交流事業を実施した。
    ○ 樫の葉コンサート
     10月12日(水)に、視聴覚室で、クラリネット井上弦さん(高26)、ピアノ古屋沙樹さん(高62)の出演者謝礼の補助をした。
  • 令和5年度樫友祭(小田高ホームカミングデー)の企画、準備を進めた。

(3) 広報委員会

  • 会報「八幡山」34号を12月に発行し、会報が届いていない会員のために、会員通信や個人情報の係るものを除き、同窓会ホームページに掲載した。また、会報「八幡山」34号に広告を掲載し、同窓会の財源確保に努めた。
  • 同窓会ホームページを活用し、同窓会活動の周知、参加呼び掛けの手段として活用した。
  • ホームページを会員及び会員相互の情報発信の場としての利用をより一層促進した。
  • 樫友祭の開催を多くの会員に告知することを目的に、樫友祭フェイスブックページを活用し、樫友会のホームページと合わせ、広報の充実を図った。

(4) 史料委員会

  • 小田原高校中等教育史料館の公開
    ○ 企画展「ご卒業100年記念 閑院宮が学ばれた小田原中学」を開催した。
    ○ 保護者の見学機会を増やすため、夏休みの三者面談の期間中に公開した。
    ○ 公開運営体制を見直し、公開行事のスリム化や公開スタッフ(ボランティア)の募集を検討した。
    ○ 窓梅会と連携し、史料館の定例公開時に窓梅会資料室を同時公開した。
  • 史料館の整備
    ○ 放送部作品DVD等を視聴できるように、校史展示室閲覧コーナーにポータブルDVDプレーヤーとヘッドホンを常備した。
    ○ 教材展示室の鉱物・剥製標本展示ケースのガラス戸棚板1枚が破損したため、取り替えた。
    ○ 樫友会室の半分は収蔵庫であることから、入口ドアに「収蔵庫」の表示板を設置した。
  • 史料の保存・活用
    ○ 生物標本群の絶滅危惧種等をクリーニング・補修して展示し、明治時代の約90点にキャプションをつけ、防虫剤を取り替えた。
  • 記念樹関係
    学校と協議し、「樫林」シラカシ説明板を設置した。中38卒業50周年記念樹シラカシ、高22卒業記念樹シラカシ、第三代校舎門柱の説明板は、学校が計画的に設置し、校地東北の巨木クスノキの天然記念物指定は学校が検討することとなった。
  • 校史資料研究協議会
     展示室運営や史料保存のため、協議会を2回開催し、意見交換等を行った。

(5) 校歌祭委員会

 第17回青春かながわ校歌祭は、10月15日(土)に追浜高校うしお会会長が実行委員長となり、よこすか芸術劇場で開催された。

樫友会は、出演することで準備を進めていたが、新型コロナの感染症の感染拡大に伴い、出演者の感染リスクを考慮し、出演を中止した。

(6) 「卒業生の活躍」充実プロジェクトチーム

  • 小田原高校卒業生の活躍に関する情報の収集・整理及びその活用を同窓会の事業と位置づけ、事業の実施要領を策定した。(次ページ以降に添付)
  • 実施要領に基づくデータベースへの掲載基準を策定し、新たな掲載基準に基づくデータベース(卒業生の活躍リスト)を作成した。
  • 実施要領に基づき、各委員会が連携し、「卒業生の活躍」事業を推進し、その過程で実施要領や掲載基準を見直し、改善を図る。

3 その他

(1)小田高祭への参加
令和4年6月に開催が計画されたが、新型コロナ感染症の感染予防のため、樫友会としての参加は、中止となった。

(2) 女性の役員登用について、各種役員に女性が参加するように呼びかけてきたところ、委員会等に徐々に増えつつある。

(3) 事務局員の複数化に向けた取り組みを進めた。