令和5年度 総会資料(5) 令和4年度 事業計画

1 活動目標

(1) コロナ禍での同窓会事業の積極的な取り組み
3年以上続いたコロナ禍も、2類から5類へと感染症の取り扱いが変わるとともに、社会経済活動を優先するとの考え方のもと、徐々に様々な制約が解除されてきている。こうした動きを踏まえ、同窓会樫友会は、これまで同様に必要な感染対策をしっかりと行いながら、学校、PTA等の協力・連携のもとで、引き続き、総会をはじめ、樫友祭(ホームカミングデー) 、樫友ウォークなどの諸活動や広報、史料の収集・保存・利用・展示、校歌祭への参加など、同窓会事業を着実に実施する。

また、「卒業生の活躍」事業については、プロジェクトチームの検討を踏まえ、当該卒業生の発掘に取り組み、分野別にデータベースに掲載するとともに、その中から活躍する姿を紹介することや、講演会等へ招へいするなど、今後ともその充実強化に努める。

(2) 同窓会事業への会員参加の促進
学年同期会や地域・職域等同窓会の協力を得ながら、同窓生のネットワークを広げ、各種事業の企画に参加を呼びかける。また、明治以降の中等教育史料を展示している小田原高校中等教育史料館、窓梅会資料室の公開の充実と更なるPRに、同窓会窓梅会とも連携しながら努める。

2 委員会の活動

(1) 総務委員会

  • 令和5年12月に、令和5年版同窓会樫友会会員名簿を発行する。
  • 令和5年4月新入生に入学記念品(小田高歌集QRコード付)を配付する。
  • 令和5年5月樫友祭において、同窓会活動の紹介冊子「八幡山」を配布するとともに、「卒業生の活躍」(サイエンス篇)のパネル展示を実施する。
  • 令和6年3月卒業生(高76回)の同窓会入会用パンフレットを配付する。
  • 令和6年3月卒業生(高76回)に入会記念品を贈呈する。
  • 同期会を結成した卒回に対し、同期会結成補助金を交付する。
  • 会員名簿情報(住所変更、物故者、新会員登録、教職員異動など)を随時更新する。
  • 会員ソフト「幹事長」のデータを更新し、同期会への住所情報支援等に活用する。

(2) 交流委員会 

  • 令和5年度樫友祭(小田高ホームカミングデー)の実施
    5月14日(日)に、主催者のメイン企画として、次の事業を実施する。
    (1) 中等教育史料館企画展と八幡山トーク
     第100回箱根駅伝記念「襷をつないだ小田高卒業生の選手たち」
    (2) 八幡山コンサート
     ヒカシューと巻上公一の世界
    (3) 卒業生の活躍
     サイエンス分野で活躍中の卒業生のパネル展示と小冊子配布
  • 会員の親睦を深める交流事業の実施
    ○ 「樫友ウォーク」
    第11回 令和5年4月22日 「野花咲く仙石原を歩く」
    第12回 日時未定
    ○ 樫友セミナー
    卒業生による講演会を企画する。(オンライン開催を含めて検討)
    母校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)関連事業との連携を最優先に検討する。
  • 現役生徒を応援する下記交流事業を実施する。
    ○ 小田高音楽科が企画する「樫の葉コンサート」を支援する。
    ○ 助演同窓生出演料補助、記録CD作成を行う。
  • 令和6年度樫友祭(小田高ホームカミングデー)の企画、準備を進める。

(3) 広報委員会

  • 会報「八幡山」35号を12月に発行する。掲載内容は概ねこれまでの会報に準ずる。また、広告掲載の状況を見ながら、会員の情報発信と交流の場に相応しい掲載内容の充実を図る。
  • リニューアルした同窓会ホームページの周知を図るとともに、同窓会活動の周知、参加呼びかけの手段としての活用や、会員及び会員相互の情報発信の場としての利用を一層促進する。

(4) 史料委員会

  • 小田原高校中等教育史料館の公開
    ○ 史料館開設から公開行事が増え、史料委員の負担が大きくなったため、公開行事をスリム化するとともに、史料館公開スタッフ(ボランティア)が受付・案内等を行う体制作りを進める。同時に来館者が小田高の歴史をより的確に把握できるように、解説リーフレットを配布する。
    ○ 企画展「第100回箱根駅伝記念 襷をつないだ小田高卒業生の選手たち」を開催し、箱根駅伝のコースを作った澁谷寿光先生(中7)をはじめ、総合優勝した選手たち、同じ大会をともに走った選手たちを紹介する。
    ○ 窓梅会と連携し、史料館定例公開時に窓梅会資料室の同時公開を進める。
  • 史料館の整備
     校史展示室の中央展示ケース内蛍光灯をLEDに取替えることを検討する。
  • 史料の保存・活用
    ○ 大量の未整理史料の整理・保存を進める。
    ○ 図書展示室の洋装本の目録作成を開始する。
    ○ 生物標本群は、絶滅危惧Ⅱ類を中心にクリーニング・補修して展示し、大正時代の約80点にキャプションをつける。
  • 校史資料研究協議会
     展示室運営と史料保存のため、意見交換等を行う。

(5) 校歌祭委員会

第18回青春かながわ校歌祭は、鶴見高校鶴陵会会長が実行委員長となり、10月21日(土)に神奈川県立青少年センターで開催する予定としている。

校歌祭委員会は、出演する方向で準備を進め、かながわ校歌振興会の講じる新型コロナ感染症の感染防止対策を遵守し、学校側の理解と協力を得て、出演する。

(6) 「卒業生の活躍」充実プロジェクトチーム

  • 新たに「掲載者選考会」を設置し、その適切な運用を図るとともに、データベースの充実を図る。
  • 同期生や地域・職域等同窓生の活躍に関する情報を積極的に提供いただくように働きかけるとともに、「卒業生の活躍」に関する情報の発信・活用を積極的に進める。
  • 「卒業生の活躍」事業として、各委員会が協力し、次の事業を進める。
    (1) 小田原高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)関連事業への支援を、母校の意向を理解した上で、積極的に進める。
    (2) 「卒業生の活躍」に関する情報の発信などを行うデジタルサイネージを小田原高校エントランスホール内の同窓会コーナーに設置することについて、学校と具体的な検討を進める。
  • ウの事業に併せて、各委員会において、次の活動を推進する。
    (1) 総務委員会
    ○  サイエンス分野の「卒業生の活躍」パネルを作成・展示する。
    ○  小冊子「樫友会」へ「卒業生の活躍」情報を掲載する。
    (2) 交流委員会
    ○  サイエンス分野の「卒業生の活躍」小冊子を作成する。
    ○  小冊子掲載者の講演会の開催を検討する。
    (3) 広報委員会
     同窓会報「八幡山」及び同窓会ホームページへの掲載を進める。
    (4) 史料委員会
    ○  同窓会員名簿等をベースに卒業生の調査を進める。
    ○  校史展示室に置く「卒業生の活躍」パンフレットに、公になっている卒業生や旧職員を追加する。
    ○  史料館画廊の「卒業生の活躍」パネルを更新する。

3 その他

(1) 各種役員に多くの女性が参加するように、引き続き呼びかけを行う。

(2) 事務局員の複数化に向けた取り組みを引き続き進める。