これは第四代校舎の第3棟北側にあった樹齢200年以上のクスノキです。大正3年(1914)6月に母校が八幡山に移転して以来、私たちを見守ってきましたが、平成21年(2009)11月にグラウンド整備工事のため伐採されました。その際、小酒部晃久元校長(高10)が、年輪板にして保存することを発案されました。
そして(株)神工舎建築工房の田代信行代表役員(高16)が、5年もの長い歳月をかけて乾燥させ、美しく加工し塗装してくださいました。直径はおよそ1メートル36センチです。八幡山移転から100年になる平成26年(2014)5月、南館3階の踊り場に設置されました。校史展示室にご来場の際、ぜひご覧ください。