事業実施報告
事 業 名:八幡山講座 「ひとあじ違う写真」の撮り方
日 時:平成24年11月17日(土) 開講・13時30分、終了・15時30分
場 所:小田原高校 一階第二会議室
講 師:写真家 内野克美さん(高校19回卒業)
日本写真家協会会員。青山学院大学卒業。写真家・細江英公氏の助手を経てフリーランスとなる。1980年代初頭より子どもの写真のスナップ撮影を始め、雑誌に連載。80年代後半からは、ネパール、ヒマラヤの自然や人物を超大型カメラ8×10を使って取材。主な作品集は「神の国・ネパールヒマラヤ」、「ヒマラヤ・超大型カメラ人情撮影紀行」、「うしろのしょうめん」など。2012年9月に、新感覚の桜の写真集「桜の夢」(愛育社)を刊行。
受 講 者:同窓生17名、現役生1名、一般7名 合計25名
内 容:
第一部 講義「写真の基本」
・内野さんが撮影したネパールやヒマラヤのスライド写真を映写しながら、写真の基本を説明。
(1)技術的には、一番見せたいポイントに焦点を合わせるのが基本中の基本。
(2)大切なのは、日頃から物事に感動する心を養い、自分が写真に撮りたいと感じる対象物を見つけ出す感性を磨くこと。
(3)自分が「好き」と思えるものを撮影するのが「ひとあじ違う写真」を撮る秘訣。
第2部 実技「二つのグループに分かれて各自撮影」
グループ1.屋外でポートレートあるいは風景の撮影
グループ2.室内で小物や簡単な食べ物の撮影
第3部 講評「プロの視点からくわしく解説」
・撮影者全員に個別指導。皆さんそれぞれ納得した様子。
受講者の皆様に「写真家・内野克美」の魅力と「ひとあじ違う写真の撮り方」が伝わり、ご満足いただけたと感じました。テーマと参加者数、参加者の意識がうまくマッチし、想定を上回る成果のあった講座だったと思われます。
講座終了後、希望者10名が校史展示室に移動。仮野資料委員長の説明で、大正100年記念企画展「閑院宮家と小田原中学」を中心に見学しました。