【活動報告】「第6回樫友ウォーク」梅見のウォーキング

第6回樫友ウォークは20名のご参加をいただき、無事終了しました。

以下、当日の模様を杉浦リーダー(高19)の文と佐野さん(高19)の写真で報告します。

3月9日朝8時30分、湯河原駅改札口を出ると手作りの「樫友会」と名前の入った小旗を掲げた湯河原地区小田高会の小澤会長(高16)と会員の方々が出迎えてくれました。出発時間の9時までには全員が集合。小澤会長の歓迎のご挨拶とサポートしていただく方々の自己紹介の後、出発。

ロータリーを出てすぐに急坂。東海道線下のガードを抜けて、左折すると城願寺の参道。

城願寺参道

入り口には樹齢八百年、天然記念物の「びゃくしん」の大木がうねうねした木肌と緑の葉をもって出迎えてくれます。

天然記念物びゃくしん

境内で第18代ご住職・山本さん(高31)と郷土史を研究されておられる廣澤さん(高4)がお寺の由緒や当時の歴史を懇切にお話くださいました。

城願寺説明

その後、土肥一族の墓所を見学、ここでは湯河原地区小田高会の丸山さん(高30)が説明。鎌倉幕府創立の功臣土肥実平の活躍ぶりや名領主ぶりがよくわかりました。

(城願寺緋寒桜

城願寺を出て急坂をしばらく上ります。隊列が伸び切ってしまいましたが、先頭が後尾を待ってくれています。そろったところで見晴らしのいい農道に入りました。先々日までの雨が嘘のように青空が広がっています。目の前の相模湾がキラキラと光り、真鶴半島の三ツ石も初島もくっきりと見えています。農道の脇はミカンが実り菜の花も咲き誇っていました。

三ツ石

集合写真

やがて新幹線脇に差し掛かると人間国宝美術館の看板が目に入ります。温泉地には秘宝館が多いので、そのたぐいかと思っていたけれども細川護熙の美術館だったなどと軽口をたたいているとすぐに幕山への道に入りました。

ここまでの道程はかなりのアップダウンがありましたが、ここからは上りの一本調子。また観光地への途上ゆえに自動車の交通量も多く自分の前後左右に気を付けながらの道中です。高齢者から働き盛りまで幅広い年齢層の集団ですがみんな揃って元気に上ってきました。

第6回樫友ウォーク

入場口の少し手前には公園があり、そこを歩いて到着しました。湯河原駅を9時に出発して11時には元気に到着。

入園後はそれぞれの友人と梅林の中を散策しました。翌日が梅まつりの最終日にもかかわらず盛んに花をつけた梅が帯のように連なっていました。

梅の帯

梅の帯

観光施設や売店などが出ていてなかなかの賑わいです。が、そのあたりは風の通り道で寒いのです。そこで、山の中腹まで梅を見ながら登りそこで、昼食。よい日向ぼっこができました。祭りを延ばしてまだまだ観光客を呼んだらいいのにな、と思うのはいらぬお節介。

菜の花も

幕山はもともとが火山の造山活動でできた山。岩壁が各所に露出しています。岩登りのトレーニングに最適なのか多くの若者が登っているのが見えます。

岩壁

食後に梅ソフトクリームを食べ、甘酒を飲んで過ごすこと2時間。バス停に集合の時間です。集合場所では最高齢のグループ4人がバスに乗らずに歩いて下るとのこと。バス組と徒歩組に別れ下り始めました。バス組は駅近くのホテル城山へ。徒歩組はラーメン屋へと目的地は違います。私は徒歩組が無事ラーメン屋に入店したのを確認してホテルに向かいました。ホテルでは思い思いに温泉に入ったり、のどを潤したり、しばらく休憩した後、解散しました。

天気に恵まれ、花に恵まれそして食にも恵まれた楽しいウォーキングができました。

湯河原地区小田高会の皆様お力添えいただきありがとうございました。

※次年度も晩秋と早春に樫友ウォークの実施を予定しています。詳細が決まりましたら樫友会HPで開催連絡をしますので、ご参加のほどよろしくお願いします。

※本件のお問い合わせ先:交流委員長・蛭田克美
電話:090-8478-0895
E-mail:hiruta@interhuman.co.jp