1月下旬から行っていました生物標本群の展示・保存作業が完了し、教材展示室をリニューアルオープンしました。史料館は通常通りご覧になれます。事前予約制ですので、ご見学希望の方は事務局までご連絡ください。
史料委員長 仮野慎一
1月下旬から行っていました生物標本群の展示・保存作業が完了し、教材展示室をリニューアルオープンしました。史料館は通常通りご覧になれます。事前予約制ですので、ご見学希望の方は事務局までご連絡ください。
史料委員長 仮野慎一
令和6年3月、タンチョウ(特別天然記念物、国内希少野生動植物種、絶滅危惧II類)、 マナヅル(絶滅危惧II類)、ナベヅル(絶滅危惧II類)、イヌワシ(天然記念物、国内希少野生動植物種、絶滅危惧IB類)、オオソリハシシギ(絶滅危惧II類)、ルリカケス(天然記念物)、コアリクイ(絶滅危惧LC)を湘南剥製研究所によりクリーニング・補修し、 史料館の教材展示室に展示しました。
小田高所蔵のタンチョウに再編統合した小田原城内高校が所蔵していたマナヅルとナベヅルが加わり、3種類のツルを展示することができました。県立生命の星・地球博物館の鳥類専門の学芸員によれば、3種類のツルがそろうことは大変珍しく、貴重であるとのことです。ご来館の際は、ぜひご覧ください。
前回、山北の河村城跡へ行きましたがやり残した宿題があります。 日本名瀑百選に選ばれている洒水の滝へのウォーキングです。 今回はマイナスイオンあふれる山あいの滝へ、桜が咲く御殿場線沿線を歩きながら向かいます。 本企画は樫友会員やそのご家族だけでなく、一般の方も参加できます。奮ってご参加ください。
1.開催日
令和 6年3月30日(土) 当日が雨天の場合は翌日3月31日(日)実施
2.集合時間及び集合場所
午前10時 JR 山北駅改札口の外
3.企画主題
胸にマイナスイオン、目に桜、よければさくらの湯で体もホッカホカ
4.行程
※解散後は自由行動。駅前の山北町健康福祉センター「さくらの湯」の温泉がおすすめです。 利用料:500円(2時間)は各自お支払いください。(「さくらの湯」の詳細は https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000004250.html でご覧ください。)
5.参加費
無料
6.募集人員
申込先着20名
7.お申込締め切り
令和6年3月23日(土) 締め切りました
8.お申込方法
インターネットから:「第13回樫友ウォーク 参加申込フォーム」に記入して送信
ハガキ・FAXから:イベント名、氏名、住所、電話番号、メールアドレスと参加者数を記載して下記にお申込ください。なお、複数名ご参加の場合はそれぞれのお名前をご記入ください。
ご参加いただく方にはハガキまたはメールで連絡いたします。なお、定員になり次第締め切らせてい ただきます。
9.悪天候による中止について
前日29日の気象庁天気予報(山北町の天気)で山北町の降水量確率が 40%以上の場合は雨天中止と いたします。
10.その他
小田原高校中等教育史料館では、笑顔で来館者を案内してくださるボランティアスタッフを募集しており ます。「小田高を卒業したけれど、小田高に関わりたい」「小田高の歴史に興味がある」「史料館の公開 に協力したい」 そんな皆様の応募をお待ちしております!
活動内容 受付、案内、看視など
活動日時 各公開の1〜2か月前にメールでお知らせしますので、ご都合のよいときにご参加ください。
交通費 支給(一律)
応募条件 小田高卒業生で、年に複数回ご参加できる方
応募方法 「史料館公開スタッフご登録フォーム」に氏名、卒業回数・卒業年、電子メールアドレスなどをご入力の上、送信してください。
問合せ先 史料委員会委員長 仮野慎一(かのしんいち)(高31)
電子メール s-kano2.11@nifty.com
ご担当は各時間帯の一つで1〜2時間。人数は各時間帯2名です。
新入生オリエンテーション(1年次生対象)
4月上中旬 平日2日間 1時間と2時間 各2名、計4名
樫友祭(卒業生・一般の方対象)
5月第2日曜日 9:00~11:00、11:00~13:00、13:00~15:00 各2名、計6名
小田高祭(在校生・保護者・卒業生・一般の方対象)
6月中旬 土曜日と日曜日 10:00~12:00、12:00~14:00、14:00~15:00 各2名、2日間、計12名
第1回学校説明会(中学生・その保護者対象)
8月上旬 土曜日 10:30~11:30、12:30~13:30、15:00~16:00 各2名、計6名
第2回学校説明会(中学生・その保護者対象)
10月下旬 土曜日 10:30~11:30、12:30~13:30 各2名、計4名
PTA講演会(在校生の保護者対象)
11月中旬 土曜日 12:30~14:00、15:40~16:40 各2名、計4名
第3回学校説明会(中学生・その保護者対象)
12月上旬 土曜日 10:30~11:30、12:30~13:30 各2名、計4名
定員になりましたので募集を締め切りました。(9/27)
今回はこれまでと趣向を変え、「『山北のお峰入り』ユネスコ無形文化遺産登録記念公演」の見学を中心に、公演見学の後にウォーキングのコースを巡ります。
津田・前同窓会長のご手配で、2022年の登録後初めての開催で盛況が予想される記念公演の指定席券を20名分確保していただきました。
なお、本企画は樫友会員やそのご家族だけでなく、一般の方も参加できますので、皆様ふるってご参加ください。
1.開催日
令和5年10月8日(日)
2.集合時間及び集合場所
8時45分 山北駅改札
3.企画主題
ユネスコ無形文化遺産登録「山北のお峰入り」記念公演見学
※公演のタイムスケジュール
8:00~9:00 受付
9:10~9:40 セレモニー
9:50~11:00 記念公演
※詳細は次のリンクでご覧ください
【令和5年10月8日(日)】『山北のお峰入り』記念公演を行います | 山北町 (town.yamakita.kanagawa.jp)
4.行程
なお、公演は指定席にて見学します。
指定席券は同窓会より全額補助。このため募集人員は20名とさせていただきます。
5.参加費
無料(山北駅までの交通費、お弁当代等々は各自ご負担ください。)
6.募集人員
申込先着20名
7.お申込締め切り
令和5年9月24日(日) 定員になり次第締め切ります。
定員になりましたので募集を締め切りました。(9/27)
8.お申込方法
インターネットから:「第12回樫友ウォーク申込フォーム」に記入のうえ送信
ハガキ・FAXから:イベント名、氏名、住所、電話番号、メールアドレスと参加者数を記載して下記にお申込ください。なお、複数名ご参加の場合はそれぞれのお名前をご記入ください。
ご参加いただく方にはハガキまたはメールにて連絡いたします。
9.その他
期間:令和5年5月14日(日)〜令和6年4月末
会場:小田原高校中等教育史料館(小田原高校南館3階)
入館:無料、卒業生でなくてもご入館できます。樫友祭(5月14日)と小田高祭(6月)以外は事前予約制です。(詳しくは「小田原高校中等教育史料館のご案内」をご覧ください)
令和6年正月、箱根駅伝は第100回大会を迎えます。金栗四三らが「世界に通用するランナーを育成したい」と願い、大学駅伝の創設を話し合いました。東京高等師範学校徒歩部(現筑波大学陸上競技部)で金栗の2学年後輩だった澁谷寿光先生(中7)が、小田原中学校(現小田原高校)在職中、その企画を担当しました。東京から箱根まで歩いて距離を測り、往復10区間・各区間平均20kmで2日間とするコースを作りました。第1回大会では澁谷先生の指導のもと、5区で小田原中学校徒歩部(現陸上競技部)の部員たちが松明を灯し、選手たちを伴走するなど協力しました。
以来、小田中・小田高の卒業生たちは、優勝に貢献したり、主将を務めたり、兄弟で出場したり、同じ大会をともに走ったり、さまざまな活躍をしてきました。箱根駅伝の長い歴史の中でも、全国的な陸上強豪校は別にして、県下有数の進学校である小田高の卒業生たちが、箱根駅伝に出場を続けて活躍していることは、小田高にとってすばらしい誇るべきことであり、明治以来の質実剛健という小田高の襷をつないでいると言えましょう。第100回大会を迎えるにあたり、箱根駅伝の意義をお考えいただく一助となりましたら幸いです。
主に次の卒業生を紹介します。
卒業生選手全員の戦績を紹介します。展示品は写真、実際に着用したランニングシャツ、ゼッケン、シューズ、大会申込用紙、大会プログラムなどです。また、第75回大会の5区と10区のDVDを常時上映し、豊田選手と平野選手の活躍を紹介します。
※次の各写真はクリックすると、大きな写真をご覧いただけます。
新型コロナの位置づけの「5類」への引き下げで移行措置が話題となっている状況を追い風に、樫友ウォークを実施します。
前回のウォークの際にバスの車窓から銀色の波かとも思われる仙石原の風景に心を奪われましたが、今回は、3月16日に行われた山焼きを経て一面に野花が咲き始める仙石原すすき草原を箱根ビジターセンターの上妻さん(高15)の案内で歩きます。
本企画は樫友会員やそのご家族だけでなく、一般の方も参加できます。皆様ふるってご参加ください。
令和5年1月、生物教材室に保存されているヒレンジャク(明治39年)、オジロワシ(明治44年・絶滅危惧ⅠB類)、タイマイ(大正2年・絶滅危惧ⅠB類・ワシントン条約附属書Ⅰ類)、サンカノゴイ(大正10年・絶滅危惧ⅠB類)、オランウータン(昭和7年・ワシントン条約附属書Ⅰ類)を湘南剥製研究所によりクリーニング・補修し、生物教材室に展示しました。
環境省は令和元年にレッドリストを公表し、絶滅危惧種をIA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)、IB類(IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)、Ⅱ類(絶滅の危険が増大しているもの)に分類しています。また、ワシントン条約は昭和48年に採択され、野生動植物種の絶滅を防止するため、国際取引を規制しています。特に附属書Ⅰ類は、掲載種を商業目的に輸出・輸入することを禁止し、国内取引も規制しています。
昨年度は、ホトトギスのメス(明治45年)、ブッポウソウ(大正元年・絶滅危惧IB類)、ヘラシギ(大正8年・絶滅危惧IB類)、ウミスズメ(大正11年・絶滅危惧IA類)、ハリモグラ(昭和7年・絶滅危惧LC)、シラコバト(採集年不明・絶滅危惧IB類)をクリーニング・補修しました。希少種の標本は学術的に貴重ですが、普通種であっても明治・大正時代の標本は近代中等教育の「歴史的教材」として貴重です。本年度の作業によって、絶滅、絶滅危惧IA類・IB類のクリーニング・補修がすべて完了しました。来年度以降は、絶滅危惧Ⅱ類を中心に作業を進めていく予定です。
【お知らせ】9月24日に予定した第10回樫友ウオークは19名のお申し込みをいただきましたが、天候不良が予報されましたので10月22日(土)の実施に変更しました。 なお、10月22日が天候不良の際は10月29日(土)に実施します。集合時間など実施内容の変更はありません。
10月15日(土)まで追加のお申込みを受け付けます。
(2022年9月30日更新)
コロナ第7波の状況は予断を許しませんが、最新の流行特性を十分に踏まえつつ、樫友ウォークを開催いたします。
今回は、箱根の自然情報収集・情報発信施設「環境省箱根ビジターセンター(箱根VC)」
スタートで、周辺の湖尻園地から桃源台まで歩きます。
テーマは、「錦秋の植物と小鳥たちの声を、見ながら・聴きながら歩く」。
箱根の自然に詳しく、現在も箱根VCでガイドを務める上妻信夫さん(高15)のご説明
も楽しみです。
本企画は樫友会員やそのご家族だけでなく、一般の方も参加できます。実施に際しては新型コロナウィルス感染拡大防止対策を徹底します。皆様ふるってご参加ください。
(画像をクリックして拡大できます)
箱根駅伝を創始した澁谷寿光先生(中7)のお孫さんの澁谷彰久先生(山梨県立大学名誉教授)が、県西にオンラインによる地域アカデミア市民講座を立ち上げ、開設記念講座として「箱根駅伝の誕生と旧制小田原中学」を開催する運びとなりました。
小田高同窓会樫友会も後援しています。ご関心のある方は、ぜひ次のリンク先からお申込みください。
地域アカデミア開設記念Web講座「箱根駅伝の誕生と旧制小田原中学」
https://www.civ-academia.org/course-ekiden
開催日:11月19日(土)・11月26日(土)
開催形式:WEB講座(オンライン講座)
受講費用:¥3,000(全6回・含む教材費)
受講生定員:各回90名(先着順)
締切日:11月15日 ※定員になり次第締め切り
申し込み方法:上記サイトの参加申込フォームにより事前登録
このたび、「箱根駅伝の誕生と旧制小田原中学」Web講座を開催するにあたり、箱根駅伝創設者である金栗四三先生や当時旧制小田原中学に赴任し、駅伝コースづくりに関与していた澁谷壽光(しぶやとしみつ、1894-1983)とのかかわりについてご紹介申し上げます。
澁谷は、神奈川県松田町の出身で、旧制県立第二中学(現県立小田原高校)、東京高等師範(現筑波大学)物理化学科卒業後、母校県立第二中学教諭等を務めました。その間、学生時代からの陸上競技選手歴を経て、大会運営、審判として箱根駅伝、日本陸上競技連盟の創設から、1964年オリンピック東京大会の陸上競技審判団長を務め、戦前、戦後の国内外の大会を通じて、生涯を陸上競技、マラソンに捧げた教育者、実践者でした。
澁谷は、1913年(大正2年)4月東京高等師範に入学すると、当時金栗先生は3年先輩で、その健脚を見込まれ、翌年徒歩部に入り、練習に明け暮れることになります。その後、澁谷は大正7年5月、母校である旧制県立第二中学に物理化学の教諭として赴任します。澁谷が赴任すると徒歩部の顧問となり大勢の学生が指導を受け、河野謙三ら当時の部員たちは「よい先生が来られた」とばかりに、授業後、澁谷を先頭に国府津駅まで一回りして戻って来るのがいつものコースであったそうです。そして、翌年には箱根駅伝の創設にかかわることになります。
本講座は、大正9(1920)年の第1回東京箱根間関東大学駅伝競走から1世紀を経て2024年には第100回大会を迎える「箱根駅伝」の歴史をたどるものです。箱根駅伝の創設に深くかかわった人々と、その当時のスポーツの歴史的・社会的背景など多彩な視角からの講義とパネルディスカッションを行います。この企画を通じて、小田原高校の卒業生を含め、多くの方々に新たな地域の歴史を紹介するものです。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和4年9月
山梨県立大学名誉教授
地域アカデミア研究実践機構
代表 澁谷彰久(私は澁谷壽光の孫にあたります)